初代公選市長・佐藤亀太郎氏の顕彰碑
帯広市役所の南側来庁者用駐車場と西5条通の間に、帯広市の初代公選市長である佐藤亀太郎氏の顕彰碑があります。
佐藤亀太郎氏とは
佐藤亀太郎氏は、明治11(1878)年11月秋田市に生まれ、大学卒業後に当時の東京府の吏員を経て北海道庁の吏員となり、檜山・後志の各支庁長を歴任、大正11( 1922)年43歳で退官。その後、北海道製糖株式会社(現在の日甜の前身)の支配人となって帯広に居住し、昭和16(1941)年に退職。
昭和5(1930)年帯広町議会議員、同8(1933)年には第1期市議会議員に当選し、初代議長に選出され戦後まで連続3期務めたのち、全国で導入された市町村長公選制下で昭和22(1947)年4月、初めて選挙で選ばれた帯広市長(初代公選市長)となりました(68歳)。
市長就任後は、緑ヶ丘公園の整備や上水道の敷設、公民館開設などの社会教育活動、文化賞の創設など、都市の基盤づくりとなる事業を広く推進しました。3回目の当選後の昭和30(1955)年6月に76歳で逝去されました。
顕彰碑について
帯広市役所の南側来庁者用駐車場と西5条通の間に佐藤亀太郎氏の顕彰碑があります。氏の地元産業や地方自治への貢献を讃え、昭和33(1958)年、有志により、同年建設された旧市庁舎の正面玄関前に建立されました。平成4年7月に市役所が現在の市庁舎に移り、旧市庁舎敷地が駐車場となりましたが、そのまま当時と同じ場所に設置しています。
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