帯広市出身の渡部愛女流王位が教育長を表敬訪問しました(平成30年11月19日)
帯広市出身の女流棋士で、平成30年6月に初タイトルを獲得されました、渡部愛(わたなべまな)女流王位が嶋崎教育長を表敬訪問しました。タイトル獲得について報告いただいたほか、今後の抱負や地元の将棋活動などについて懇談しました。
渡部女流王位と野月八段の訪問、地元将棋団体との懇談
帯広市出身のプロの女流棋士で、平成30年6月13日に、6つの女流公式棋戦(タイトル戦)のうちの一つ「第29期女流王位戦」第4局で勝利し、初のタイトルを獲得されました渡部愛(わたなべ まな)女流王位が、11月19日午前に嶋崎隆則教育長を表敬訪問しました。
タイトル獲得後初めての凱旋には、渡部女流王位の指導者である、プロ棋士の野月浩貴(のづき ひろたか)八段が随行されたほか、地元で将棋活動を担う日本将棋連盟十勝支部の小泉支部長と中川幹事長が同席されました。


渡部女流王位からは、「女流王位」のタイトル獲得の報告と、小学生の時に帯広市児童会館の将棋行事に通っていたことや、中学生にかけて在席していた日本将棋連盟十勝支部での活動など、幼少期や地元とのつながりについて、お話しいただきました。
また、野月八段からは、北海道は高校に将棋部が多く高文連の活動が盛んなことなど、子どもの時から将棋に触れる機会が多く、これからも道内で更に将棋活動を盛り上げながら、プロ棋士育成にもつなげていきたいなどの抱負や期待について、お話いただきました。
小泉支部長からは、渡部女流王位の幼少期からの努力と今後の更なる飛躍への期待、地域からの一層の応援について発言があったほか、中川幹事長からは、幼少期から、渡部女流王位と一緒に活動し研鑽を積んできたことなどのお話がありました。
「磨斧作針」の揮毫と教育長への贈呈
報告と懇談の後に、渡部女流王位に揮毫いただき、「努力を続けることで、困難なことを成就させる」意味の言葉、「磨斧作針」(まふさくしん)と書かれた色紙が、嶋崎教育長に贈呈されました。


教育長からの労いと励まし、地域の連携
嶋崎教育長は、渡部女流王位にタイトル獲得のお祝いの言葉を述べ、これまでの努力を称えるとともに、今後の更なる活躍への期待や、地元出身者としてのつながりの中で、十勝・帯広の将棋活動を支えていただきたいこと、また、将棋に携わる方々が連携しながら、地域の将棋を盛り上げていく大切さなどについてお伝えしました。

同小泉支部長(右端)


「ばんえい競馬の馬の蹄鉄」を贈りました

戦績・活動など
- 平成24年(2012)年 女流3級、平成26年(2014)年 女流初段、平成30年(2018)年 女流三段
- 平成27年(2015)年 第1回女子将棋YAMADAチャレンジ杯優勝
- 平成28年4月~29年3月 NHK教育テレビ「将棋フォーカス」出演
- 平成30年(2018)年 第29期女流王位獲得
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