動物園日記 2025年(令和7年)
7月
7月4日 マンドリルの「サラサ」が死亡しました
マンドリルの「サラサ」(メス・18歳)が2025年7月4日(金曜日)の夜に死亡しました。
2024年5月頃から白内障の影響で、行動、採食が不自由になったため、バックヤードで看護飼育しており、死亡当日まで食欲もあり普段と変わらず過ごしていました。
園内の検査(解剖)では、死因を特定することはできませんでした。詳しくは病理検査で調べる予定です。
サラサは、2015年6月に日本モンキーセンター(愛知)から、おびひろ動物園に仲間入りしました。
とても優しく穏やかな性格で、お客様から差し入れしていただいた大好きなフルーツをおいしそうに食べる姿が印象的でした。
これまで温かく見守ってくださった皆様に、心から感謝申し上げます。
ありがとうございました。
7月1日 オオワシの「クーナ」の飼育継続について
オオワシの「クーナ」について、当初の予定では1年限りということで仲間入りしていましたが、
予定を変更し、今後もおびひろ動物園で飼育、展示していくこととなりました。
引き続きクーナを温かく見守っていただければと思います。
よろしくお願いいたします。
4月
4月27日 ばん馬の「トラシゲ」が死亡しました
ばん馬の「トラシゲ」(セン・10才)が2025年4月27日に死亡しました。
前日の夜まで普段と変わらず過ごしていましたが、翌朝7時35分に死亡しているのを確認しました。
帯広畜産大学にて病理解剖を実施したところ、慢性の壊疽性肺炎による多臓器不全の所見がみられました。
トラシゲは、2023年11月8日におびひろ動物園に仲間入りし、ムホウマツゴロウと2頭で仲良く馬ふれあい舎で暮らし、「トラとマツ」として親しまれていました。
性格は、いつもゆったり落ち着いていて、ムホウマツゴロウの兄貴分的な存在で、来園者とのふれあい時にはおとなしく、子供たちにも優しく接していました。
これまでふれあいに来てくださった皆さま、暖かく見守ってくださった皆さまに心から感謝申し上げます。
これによりばん馬の展示は、「ムホウマツゴロウ」1頭になります。
3月
3月17日 ライオン舎に風よけの寄附をいただきました。
ZOOTOMOのWA基金代表の氏夲様より、ライオン舎外放飼場に風よけの寄附をいただきました。
この風よけは、寒さに弱いライオンが冬の間も快適に過ごせるように設置されたもので、着脱式のため暖かい時期には取り外すこともできます。
2月
2月23日 アカカンガルーの「オリーブ」が死亡しました
アカカンガルーの「オリーブ」(オス・3歳)が2025年2月23日に死亡しました。
2月12日に室内で転倒し、一時立ち上がることが難しい状態となりました。
その後治療により起立、歩行できるまで回復しましたが、食欲の低下も見られ、23日に死亡しました。
解剖の結果、転倒による傷の感染や、腸炎などが見られました。
転倒をきっかけに全身状態が悪化したものと考えられます。
オリーブは穏やかでマイペース。そんな性格が顔つきにもよく表れており、顔を見ているだけで癒されるような個体でした。
他個体に比べると体が小さいのでケンカには消極的でしたが、最近では3頭でケンカをするなど活動的な姿を見せてくれていました。
転倒してからの12日間、辛抱強く治療を頑張ってくれました。
今まであたたかく見守ってくださった皆さまに心から感謝申し上げます。
ありがとうございました。
これによりアカカンガルーの展示は12頭になります。
1月
1月24日 労働奉仕に対する感謝状贈呈式を行いました。
萩原建設工業株式会社様より、帯広開発建設部から受注した河川工事に伴い生じた、本来廃棄処分となる「柳の枝葉」を飼育動物の飼料としてご提供いただいたことから、感謝状を贈呈しました。
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