ケアラー(家族介護者等)の支援について

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ページ番号1011597  更新日 2023年11月30日

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 介護の悩みなどを一人で抱え込んでしまうことで、問題がさらに深刻化することもあります。あなたは大きな負担を抱えていませんか?

ケアラーとは

 心や体に不調がある人の「介護」「看病」「療育」「世話」「気遣い」など、ケアの必要な家族や近親者、友人・知人などを無償でケアする人のこと(一般社団法人日本ケアラー連盟による定義)です。

 ケアラーは家族から頼りにされている一方で、周囲に悩みを理解されず、心身に大きな負担を抱えている場合があるため、社会全体で支えていくことが必要です。

ケアラー

ケアラーへの支援について

ケアラー(チラシ)

 ケアラーの心身の健康確保や、安定した収入の確保、仕事や趣味などを通じた社会とのつながりを維持することは、高齢者に対する虐待や家族介護の質の低下、さらには生活困窮化のリスクを防止・低減することにつながります。

 介護によるストレスや悩みを、誰にも相談できず一人で抱え込み、適切な対応がとられなければ、問題がさらに深刻化し、ケアラーと要介護者が共倒れしてしまう懸念もあります。

 今後、高齢化や核家族化が進行していく中で、一人当たりの介護者に掛かる負担はいっそう増大していくことが見込まれます。

 介護が必要となってもケアラー、要介護者が共に自分らしく安心した生活を送れることが重要です。

ケアラーの支援や相談を行っています

 ケアラーは、家族による介護は当たり前といった考え方や家庭内の問題を相談することへの抵抗感などから、ケアによる負担や悩みについて、声を出しにくい環境となっています。

 このため、ケアラーの負担を軽減するためには、相談しやすい環境づくりを進めるとともに、周囲の人が支援を必要とするケアラーに気づき、市町村や関係機関に情報提供を行うか、ケアラー自身へ相談を促すことが重要です。

 帯広市では、ケアラーの負担が軽減されるよう地域包括支援センターや社会福祉協議会、介護サービス事業所など、ケアラーを支える地域のネットワークで相談を受けたり、支援を行っています。

 過度な介護負担を感じたり、まわりに介護に困っている人がいましたら、介護高齢福祉課や、お近くの地域包括支援センターへ相談してください。

地域包括支援センター

住まいの地域 センター名 住所 電話
鉄南圏域 帯広至心寮 帯広市西5条南30丁目19番地 0155-24-1150
東圏域 帯広至心寮(東) 帯広市東13条南6丁目1番地23 0155-66-4613
西圏域 帯広市社会福祉協議会 帯広市公園東町3丁目9番地1グリーンプラザ内 0155-21-3292
川北圏域 帯広市社会福祉協議会(北) 帯広市西14条北1丁目1番地18アディ14 A-1 0155-66-4535
広陽・若葉圏域 愛仁園 帯広市西16条南28丁目2番地1 0155-49-2338
西帯広・開西圏域 愛仁園(西) 帯広市西24条南1丁目33番地17 0155-61-1616
川西・大正圏域 帯広けいせい苑 帯広市川西町西1線47番地3 0155-53-4771
南圏域 帯広けいせい苑(南) 帯広市西5条南37丁目1番7号

0155-67-8437

※地域包括支援センターのホームページは下記をご覧ください。

※ヤングケアラーについてはこちらをご覧ください。

<ヤングケアラーとは>
 家族にケアを要する人がいる場合に、大人が担うようなケア責任を引き受け、家事や家族の世話、介護、感情面のサポートなどを行っている、18歳未満の子どもをいいます。(一般社団法人日本ケアラー連盟による定義)

 相談窓口はこちらです。

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このページに関するご意見・お問い合わせ

市民福祉部福祉支援室介護高齢福祉課高齢者福祉係
〒080-8670 帯広市西5条南7丁目1番地
電話:0155-65-4145 ファクス:0155-23-0163
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