ロバ隊長便り

Xでポスト
フェイスブックでシェア
ラインでシェア

ページ番号1004010  更新日 2021年8月19日

印刷大きな文字で印刷

認知症に関する情報をお届けします! ロバ隊長便り ロバ隊長 認知症サポーターキャラバンのマスコット。認知症になっても安心して暮らせるまちづくりの先頭を歩きます。

『認知症に理解のある地域へ』 広報おびひろ令和3年7月号

認知症サポーターフォローアップ講座の様子

3月29日に地域包括支援センター愛仁園主催の認知症サポーターフォローアップ講座が開催され、アルツハイマー型認知症の夫の介護体験を話してくれたやすこさん。

介護の中でのとまどいなど率直な気持ちや、どうしたらよいか分からなかったときに地域包括支援センターなどで認知症のことを相談できる人との出会いがあったこと、外で夫への対応に困った際、声を掛けてくれた理解ある人たちに助けられたことなどを話してくれました。

ロバ隊長の画像

「笑ったり泣いたりしながら介護は続く」という
やすこさんの言葉が印象的だったよ。
認知症のことを理解してくれる人が増えて、
誰もが過ごしやすい地域になるといいな。

『認知症が心配な時は早めに相談を』 広報おびひろ令和3年5月号

なぜ早めの相談が大切なのか、認知症に関する専門医療相談を行っている大江病院認知症疾患センター大森看護師にお話を聞きました。

ロバ隊長の画像

なぜ、早めに相談することが大切なの?


説明をしている大森看護師の画像
 大森看護師

物忘れなど日常生活に変化に気付き、受信される人が多いですが、中には2、3年前から気になる様子があって、すでに認知症の症状が目立っている人もいました。

早めに相談することで、認知症が進行しづらい生活を心掛けることができます。


ロバ隊長の画像

認知症の初期症状は?


説明をしている大森看護師の画像

初期症状として、料理や掃除が苦手になる、お風呂に入らなくなることも挙げられます。

まずはお気軽にお住いの地域を担当している地域包括支援センターにご相談ください。

『人とのつながり楽しく認知症予防』 広報おびひろ令和3年3月号

認知症は、認知機能が低下しさまざまな生活上の支障が出る状態のことで、誰もがなり得るものです。

普段の生活の中で、楽しく人と過ごしたり脳トレや体を動かしたりすることは、脳へのよい刺激となり認知機能を保つことにつながります。


ロバ隊長の画像

介護予防の取り組みとして開催している「げんき活動コースチャレンジデー」に行ってみたよ!


説明をしている高橋さんの画像
スタッフ高橋さん

頭と体を同時に使うことはちょっと難しいかもしれませんが、笑い合いながらやることが脳への刺激になります。

誘い合って、ぜひ参加してみましょう!


説明をしている沼口さんの画像
スタッフ沼口さん

慣れないことや新しいことにチャレンジすることがポイントです。

うまくできなくても大丈夫!皆さんに楽しみながら取り組んでもらえるよう工夫しています。


バラト福祉センターの様子
バラト福祉センターでの様子
広陽福祉センターの様子
広陽福祉センターでの様子

説明と感想を述べているロバ隊長の画像

感染症対策を取りながら行っていたよ!安心して参加できるよう一人一人が意識することも大切だね。


げんき活動コースチャレンジデーは市内のコミセンや福祉センターで開催しています。これから何か始めたい、ちょっと体験してみたいという人にぴったりです。

興味のある人は、ぜひ地域福祉課に問い合わせください。(3月の日程・申し込み先などは7頁をご覧ください。)

『大切な地域の見守り』 広報おびひろ令和2年11月号

地域包括支援センター「愛仁園」の主催で、「認知症高齢者等SOSネットワーク捜索訓練」が開催されました。
訓練では、認知症により行方不明になる人がいる現状を学び、地域でできることについて意見交換を行いました。


写真1
帯広警察署生活安全課
熊谷さん

一般の人が家に帰れなくなっている高齢者を発見することは多い。
早期発見のためには、家族や警察・関係機関だけではなく、地域の人の協力が大事なので、ちょっとした異変に気付くためにも、普段からあいさつを心掛けてほしい。


写真:認知症高齢者等SOSネットワーク捜索訓練の参加者

参加者からは、「近所で亡くなった人に気付かないなど、人間関係が希薄になっている」といった意見がある一方、「地域の行事で心配な様子に気付いた」「町内の人の協力で、いなくなった人を見付けることができた」などの意見がありました。


写真:ロバ隊長

認知症により、場所や時間が分からなくなって、外出しても自宅に戻れなくなることもあるんだ。道に迷っていそうな高齢者を見掛けたら声を掛けてみたり、声掛けが難しいときでも見守りながら警察に連絡するなど、協力してね!

帯広大谷高等学校で認知症サポーター養成講座を開催しました!

写真2
受講の証オレンジリングを身に付けた皆さん

写真:オレンジリング

受講した感想

写真:受講の様子

認知症について知るだけで、考えが変わったり、できることがたくさんあると思った。

相手の気持ちを考えて、優しく接することが大事だと思った。
将来の仕事に生かしたい。


※認知症サポーター養成講座の開催希望など、詳細は地域福祉課に問い合わせください。

『子どもたちは、頼れるサポーター』 広報おびひろ令和2年9月号

地域福祉課 森倉さん「今年度から新たに始まった「おびひろ市民学」の取り組みの一つとして、市内の全小・中学校(学年限定)を対象に、認知症サポーター養成講座を行います。今回は「栄小学校」にロバ隊長と一緒にお邪魔しました。」

写真:子どもたちとロバ隊長


写真:子供たちとロバ隊長の説明「6年生の皆さんが受講してくれたよ!認知症の接し方について、説明だけでなくクイズや劇、動画を交えて伝えたよ。劇には、担任の先生も出演して、高齢者の役を熱演してくれたので、みんな楽しく学べたんじゃないかな?帯広の子どもたちが認知症サポーターになってくれるのは、とても心強いね!」

認知症サポーターとは

認知症に対する正しい知識と理解を身につけた、認知症の人やその家族の応援者のことです。
サポーターが増えることで、認知症の人が地域で安心して暮らすための支えとなります。
一度の受講で、だれでも認知症サポーターになることができるので気軽に受講してみてください。(9月の講座は、15頁参照)

もっと認知症のことを学びたい方は…

写真:認知症の本を集めた図書館の特設コーナー

9月は世界アルツハイマー月間です。図書館では、8月29日(土曜日)から9月29日(火曜日)まで認知症の図書を集めた特設コーナーを設置するので、ぜひお立ち寄りください。

「はじめよう!認知症予防の取り組み」 広報おびひろ令和2年7月号

写真:米森さんとロバ隊長

新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、自宅で過ごす時間が増えています。
地域包括支援センター帯広市社会福祉協議会の認知症地域支援推進員の米森さんに、外出の機会が減った時の認知症予防のポイントについて、お話を伺いました。

ロバ隊長「日常生活ではどんなことに気を付けたらいいの?」

米森さん「外出の機会が少なくなっても規則正しい生活を心がけ、ひげそりやお化粧など、普段通りの身だしなみを整えることも大事です。近所を散歩したり、家の中でも時間を決めて簡単な運動をすることもおすすめです。新聞や雑誌などの記事を、ノートに書き写すことも脳にはとても良いようです。」

ロバ隊長「認知症に関する心配事は、どこに相談したらいいの?」

米森さん「認知症は早期発見し、対応することはとても大切です。ちょっとしたことでも構いませんので、困りごとや不安があれば、悩まず気軽に、お住いの近くの地域包括センターへご相談ください。」

「人とのつながりを大切に」 広報おびひろ令和2年4月号

ロバ隊長「認知症の奥さんを介護している田中さんと、地域包括支援センター帯広至心寮の認知症地域支援推進員の郷さんにお話を聞いてみたよ!」

写真:普段からの人とのつながりが、見守りや支え合いになるんだね!
認知症地域支援推進員の郷さん(左)と田中さん(右)

Q、家族の認知症を知られたくない人もいると思いますが、田中さんは認知症についてどう思いますか?

A、(田中さん)認知症は病気だし、自分ではどうしようもないこと。妻も思ったようにできず怒ったりすることもあるけれど、わざとではないし、こっちが怒ってもうまくいかないんだよね。

Q、困った時はどうしていますか?

A、(田中さん)一人で抱え込まず、いろいろな人に相談をしているよ。妻が入所している施設の職員や介護予防教室の職員、ゴルフ仲間とかね。
大事なことは、普段からの人との付き合いを大切にすること。つながりをつくっておくと困ったときにも相談できる。ゴルフに顔を出さないと、仲間が「どうした、大丈夫か?」と気に掛けてくれるんだよ。

(郷さん)地域には認知症のことで悩んでいる人がたくさんいます。田中さんのように人付き合いを大事にして、相談できる人とつながっておくことが大切ですね。

認知症サポーターになろう! 広報おびひろ令和元年12月号

普段、会話などのやりとりの中で「ちょっと心配だな」と思われる高齢者と出会うことはありませんか?
認知症について正しい知識があることで、慌てずに対応ができたり、もし困っていることがあれば、その人に相談先を伝えることができるかもしれません。
帯広市では、市内の企業や団体に向けて、認知症サポーター養成講座を行っています。講座を受けてみたいと思ったときには、高齢者福祉課までご相談ください。

ロバ隊長「郵便局職員の皆さんにDVDで悪い対応例、望ましくない対応例を見てもらい、認知症の人への接し方を学んでもらったよ。」

写真:受講の証「オレンジリング」を身に着けた皆さん

認知所カフェに行ってみよう 広報おびひろ令和元年9月号

ロバ隊長「認知症カフェのスタッフにお話を聞いてみたよ!」

写真:認知症カフェ
和やかな雰囲気の認知症カフェ

Q、認知症カフェは認知症の人が行く所なの?

A、認知症カフェは誰でも参加でき、地域の人たちが交流する場でもあります。「親の物忘れが多くなってきて心配」などの悩みや、ちょっとおしゃべりしたい、という気持ちで参加して大丈夫です。参加者の体験を聞いたり、専門的な相談先を案内することもできます。

Q、何か手伝えることがあればやってみたい!という人はどうしたらいいの?

A、まずは、自分ができそうなことを私たちスタッフに相談してください。認知症カフェでお待ちしています。

自分が認知症になったとき、周りの人に相談したり助けてと言えますか? 広報おびひろ令和元年6月号

写真:竹内さんと岩田さん
市が開催した認知症スキルアップ研修の様子

認知症支援スキルアップ研修(3月16日開催)の講師として来帯された認知症当事者、竹内 裕さん(69歳、広島県在住)。営業の仕事をしていた59歳のときに前頭側頭型認知症と診断されました。日本認知症本人ワーキンググループのメンバーの一人でもあり、認知症当事者としての意見を国に伝えるなど活躍しています。
竹内さんは「認知症になっても普通に接してほしい、変に気を遣わないでほしい」「毎日笑顔で暮らしましょう」と明るく話してくれました。

自分や家族が認知症になったときは

  1. 認知症であることをオープンにし、周りの人に助けてもらう。
  2. 失敗しないようにするのではなく、失敗しても大丈夫な工夫をする。

例:出かけるときには明るい色の服装、目立つ色のカバンを持つ。大事なものは透明のケースに入れる。ロバ隊長「竹内さんの『わしはわしのままでええんじゃよ』が印象的だったよ」

このページに関するご意見・お問い合わせ

市民福祉部地域福祉室地域福祉課地域包括ケア係
〒080-8670 帯広市西5条南7丁目1番地
電話:0155-65-4113 ファクス:0155-23-0158
ご意見・お問い合わせフォーム