幸福駅・愛国駅|愛の国から幸福へ 日本語

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ページ番号1003137  更新日 2023年12月22日

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幸福駅とは

幸福駅は旧国鉄広尾線に、1956年(昭和31年)に開設し、1987年(昭和62年)に広尾線廃線とともに廃止となった駅です。

1973年(昭和48年)3月、NHKのテレビ番組『新日本紀行』で『幸福への旅〜帯広〜』として紹介されたのをきっかけに、愛国駅から幸福駅行きの切符が「愛の国から幸福へ」のキャッチフレーズとともに一大ブームになりました。

開設当初に建てられた駅舎は、耐震補強を行うことさえ困難なほど老朽化が進んでいましたが、訪れる人の安全の確保と更なる魅力アップを図るため、2013年(平成25年)11月、「古くて新しい」をコンセプトに、駅舎とその周辺を交通公園・ふれあい広場としてリニューアルしました。

現在も、年間20万人以上の観光客が訪れる帯広市を代表する観光スポットです。
帯広市にお越しの際は是非、お立ち寄りください。

駅舎、板張りのプラットホーム、ディーゼルカー2両が当時の面影を残しながら展示されています。

写真:幸福駅1

写真:幸福駅2

写真:幸福駅3

写真:幸福駅4

写真:幸福駅5

写真:幸福駅冬

写真:幸福駅6


写真:愛国から幸福ゆき切符

最盛期には、愛国→幸福間の切符が、4年間で1,000万枚も売れました。

「愛国から幸福ゆき」切符は、幸福・愛国駅前の売店で販売しています。

※帯広市公式の物販サイトはありません。


写真:幸福駅舎西側

写真:幸福駅7

愛国駅とは

旧国鉄広尾線の愛国駅。
現在、交通記念館として当時使用していた切符、パネル、SLを展示しています。

おすすめスポット

駅舎前の「幸福行き」切符を型どったモニュメント前は、絶好の撮影スポットです。

  • 入館料:無料
  • 開館時間:9時00分〜17時00分(3月〜11月は毎日、12月〜2月は日曜日のみ開館します)
  • SL車は冬期間(12月〜3月)は、見学できません。
  • 所在:帯広市愛国町基線39-40

写真:愛国駅1

写真:愛国駅2

写真:愛国駅3

写真:愛国駅4

愛国ふれあい広場バーベキューハウスについて

  • 使用可能時間:9時00分~19時00分(5月1日から10月20日)
  • 問い合わせ先:観光交流課(0155-65-4169・要事前連絡)
  • 宿泊やキャンプはできません。

友好駅(台湾新竹県合興駅)について

友好駅協定締結について

2016年(平成28年)10月22日、愛情駅という別名を持つ台湾鉄路管理局内湾線の駅、合興駅と幸福駅は友好駅協定を締結しました。

合興駅について

合興駅とは、台湾新竹県横山郷にある台湾鉄路管理局内湾線にある無人駅です。合興駅とその周辺はかつて石灰石輸送の拠点として栄えましたが、石灰石の需要の減少に伴い、次第に衰退していきました。一時は台湾鉄道も廃駅を検討するほどでしたが、ある夫婦が合興駅の再生を目指し、観光地としてのPR活動を実施し、廃駅を免れました。しばらくして、かつてこの夫婦が結ばれた理由として合興駅が関連していたこと、夫婦が再生に尽力していることをメディアが取り上げ、それが大変な評判を呼びました。

現在では、駅舎周辺に愛情の鐘や「幸福⇔愛情」と書かれた看板などが設置されており、「愛情駅」という別名を持つほど市民に親しまれています。

合興駅にまつわる夫婦の物語

1958年、新竹高校1年生だった曾春兆さんは合興駅を通過する通学列車内で隣校の学年成績トップの女の子と知り合いました。1960年、進学のためにとても重要な試験の当日、彼は寝坊をしてしまいました。急いで支度し駅に向かったのですが、駅に着いた時、乗る予定だった始発の電車が丁度駅から出発してしまいました。彼は思いました。もし試験に間に合わず留年してしまえば、彼女ともう会えなくなってしまうのではないだろうか。タクシーも無ければ、他の交通手段もありません。彼の選択肢はただ一つ、列車を走って追いかけることでした。彼は線路に沿って2.1kmを走り、次の駅である九讃頭で追いつき、試験に間に合い、無事に進学することができました。そして、長い年月を経て曾春兆さんは学年成績トップの女の子だった彭智惠と結ばれました。

新竹県について

新竹県は、台湾の北西部に位置し、県庁所在地は竹北市。人口は542,513人で世帯数は183,398世帯(2016年1月現在)。

起伏に富んだ地形と温暖な気候に恵まれ、農産物の栽培が大変盛んな地域で、近年、台湾高速鉄道の開通などにより、流入人口が増加し、「科学技術、文化、大学の都」へと大きな変貌を遂げています。

ここ数年、同県は観光レジャー産業の振興を積極的に実施しており、毎年「山、湖、海」のそれぞれの特色を打ち出した名所にて観光フェスティバルなどのイベントが開催されています。また、山間と海浜を走る数百キロメートルのサイクリング道プロジェクトの完成によってレクリエーションを兼ねたエクササイズの場としても利用されるようになっています。

また、西安事件で有名な張学良などの旧居が県政府により復興され、新たな観光スポットとして人気となっています。

内湾線について

台湾新竹市東区の新竹駅から新竹県横山郷の内湾駅に至る台湾鉄路管理局が管理する路線です。太平洋戦争後、台湾鉄路管理局が最初に開業させた支線でもあります。開通当初は沿線にて産出される石灰や木材・周囲の工場で生産されたセメントの輸送が主目的でしたが、新竹視の工業都市化や沿線の宅地化に伴い、次第に旅客輸送が中心となりました。

台湾高速鉄道開業後、竹中駅から高速新竹駅を結ぶ新線(六家線)が建設され、接続路線となりました。

周辺の観光スポットには北埔風景区、五指山風景区などがあります。

住所 新竹県横山郷力行村中山街1段17号

No.17, Section 1, Zhongshan St, Hengshan Township, Hsinchu Country, Taiwan 312

写真:合興駅外観
合興駅
写真:締結式の様子
協定締結式

幸福駅合興駅友好駅締結記念セレモニー(本イベントは終了いたしました)

写真:セレモニー内テープカットの様子
記念セレモニーの様子

帯広市の幸福駅と台湾の合興駅が、平成28年10月22日に友好駅協定を結んだことを記念して、平成29年3月25日土曜日の午前10時より幸福ふれあい広場にて記念セレモニーを実施しました。

当日は、帯広市の郷土芸能である平原太鼓の記念演奏で会場を盛り上げるとともに、台湾のタレントで十勝を舞台にした短編映画「my little guidebook」の主演女優であり、とかち観光大使でもあるウー・シンティさんにお越しいただきハッピーセレモニーを行ったほか、記念ヘッドマークの披露、来場者に記念品を配布しました。

また、南側気動車の内部には合興駅コーナーとして、友好駅締結式の際の記念品や写真などを展示しています。

写真:合興駅幸福駅友好駅協定締結記念マーク1
記念ヘッドマーク1
写真:合興駅幸福駅友好駅協定締結記念マーク2
記念ヘッドマーク2
写真:セレモニー
ハッピーセレモニーの様子

幸福ふれあい広場展示ホール

幸福駅のディーゼル車内を展示ホールとして開放しております。写真の展示会等に是非ご利用ください。
ご利用には事前予約が必要です。詳しくは「幸福ふれあい広場展示ホール」のページをご覧ください。

幸福駅・愛国駅周辺の観光スポット

アクセス

幸福駅

所在地

帯広市幸福町東1線

帯広中心部から

  • バスで…帯広駅バスターミナルから、十勝バス「広尾」行き(40〜50分)に乗車し、「幸福」で下車後、徒歩5分
  • 自動車で…国道236号線を南に向かって30分
    または、国道236号線を南に向かい、帯広広尾自動車道帯広川西ICから幸福ICまで15分、幸福ICから5分
    駐車場…36台(うち、大型バス5台分あり)

とかち帯広空港から

自動車、タクシーで10分

地図:幸福駅・愛国駅アクセスマップ

愛国駅

所在地

帯広市愛国町基線39-40

帯広中心部から

  • バスで…帯広駅バスターミナルから、十勝バス「広尾」行き(30分)に乗車し、「愛国」で下車後、徒歩2分
  • 自動車で…国道236号線を南に向かって20分
    駐車場…20台

このページに関するご意見・お問い合わせ

経済部観光交流室観光交流課観光係
〒080-8670 帯広市西5条南7丁目1番地
電話:0155-65-4169 ファクス:0155-23-0172
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