帯広らしい交通環境学習

「帯広らしい交通環境学習プログラム」は、各テーマごとのスライド、指導案、および写真素材で構成されています。
各テーマには、道徳・生活・社会で実施する場合の指導案が設定されていますので、単元内で「地域教材」として、“交通と環境”を扱うことができます。
総合的な学習の時間などにおいて、教科単元とは別に実践される場合は、「スライド」とシナリオを用いてお使いいただくこともできます。スライド資料のうち、画像素材の一部は部分的に用いていただくことが可能です。
帯広らしい交通環境学習とは?
今日、私たちの暮らしと、自動車を用いた交通は切り離すことのできないものとなっています。なかでも自家用車の普及は私たちの日常において大きな恩恵をもたらしました。その一方で、過度な自動車利用による「問題」が顕在化しています。
自動車は地球温暖化の要因である温室効果ガスを大量に排出してしまうほか、交通事故リスクの増加や、中心市街地の衰退にも少なからず影響を及ぼしています。
一方で、特に地方において公共交通の衰退と利用者の減少が進んでいます。公共交通の衰退は、将来の高齢者層の増加に伴う移動手段の確保という面で、深刻な問題になってくると考えられます。
このように、私たちの快適で便利な生活は、その反面で、環境負荷をはじめとした「なにかしらの負荷」を伴うことが少なくありません。交通や環境といった身近なことの現状や課題を正しく把握し、考えていくことは、社会の様々な問題に共通する「課題」に気づき、自ら考えるきっかけになると言えます。
「帯広市交通環境学習プラン」は、以上の認識に基づき、日常生活における環境負荷といった問題を、「交通」と「エネルギー」という身近なテーマを取り上げることを通じて、地域、将来といった広い視野において環境を捉える、ひいては社会全体のことを捉えることを目指しています。
帯広らしい交通環境学習プログラム
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帯広市交通環境学習検討会議(事務局:帯広市商工観光部商業まちづくり課)では、「帯広らしい交通環境学習プログラム」を作成しました。 |
教科の学習の「地域教材」として
このプログラムのテーマは、身近な「クルマ」と「交通」です。
教材は学習指導要領に沿う内容となっています。生活科・社会科・総合・道徳、各教科の「地域学習教材」としての観点を採り入れて検討しています。
指導案
各学年の指導案は下記リンクから閲覧が可能です。
教材用素材についてご提供が可能ですのでお問い合わせください。
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低学年(1・2学年)「ヒロくんバスにのる」<教科>道徳 |
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低学年(1・2学年)「まちたんけん・みんなでつかうのりもの」<教科>生活帯広のまちを走るバスは、いろいろな人が使える乗り物です。 公共施設を安全に正しく活用できるようになる生活科での実践です。 指導案ダウンロード(PDF:655KB) |
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3学年「バスの仕事」<教科>社会駅のまわりにはなぜ「のりば」があるのでしょう? 地図の見方やバスと自動車の違いから、 「みんなで使う乗り物」の役割を考えます。 「バスの仕事」の写真素材も掲載。 指導案ダウンロード(PDF:1.21MB) |
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4学年「乗り物とエネルギーのお話」<教科>社会昔にくらべると便利になった「くらし」。 荷物をたくさん運べて、早く目的地に着くことができるクルマには、 「燃料」が必要です。 帯広ならではの「再生エネルギー」を通じて、 暮らしとクルマのつながりを考えます。 指導案ダウンロード(PDF:1.3MB) |
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5学年「交通と環境のお話」<教科>社会「地球温暖化」と「クルマ」には深い関係があります。 「温暖化のしくみとクルマ」の観点から、 よりよいくらしとクルマの使い方を考えます。 指導案ダウンロード(PDF:1.05MB) |
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6学年「まちとバスの役割」<教科>社会/総合もし、町からバスがなくなったら? クルマがあるから、困らない? バスの役割、環境面でのメリットを通じて、 まちと「公共交通」のはたらきを考えます。 指導案ダウンロード(PDF:854KB) |
このページに関するご意見・お問い合わせ
- お問い合わせ先
- 帯広市商工観光部商業まちづくり課
- 所在:〒080-8670 帯広市西5条南7丁目1
- 電話:0155-65-4165
- FAX:0155-23-0172