平成23年度市政執行方針

はじめに

 平成23年第2回定例市議会の開会にあたり、市政執行について所信を申し上げ、市議会議員の皆様、並びに市民の皆様にご理解とご協力をお願いするものであります。

 私は、昨年4月に市長に就任して以来、産業政策の柱である「フードバレーとかち」をこれからのまちづくりの旗印とする考えについて、様々な機会を通して、市民の皆さんや十勝管内の自治体、さらには関係機関の皆さんにお伝えしてまいりました。

 この間、こうした方々との話し合いなどを通じて、十勝という地域の一体感に確かな手応えを感じるとともに、皆さんの期待の大きさ、そして、真摯に一つのことを訴え続けていくことの大切さについて、あらためて思いをいたしたところであります。

 しかしながら、まちづくり全体を見ると、私はまだ、この豊かで可能性にみちた十勝の大地に一鍬を入れたにすぎません。

 これからの一年は、この大地を大いに耕し、新たな種を蒔き、萌芽させる重要な時期であります。

 「行動と実践、そして成果へ」、私や職員はもとより、市民の皆さんの力を結集して、元気な帯広、そして誰もが住みたい、住み続けたいと思う帯広を創ってまいります。

時代の潮流

 今日、インターネットの普及などにより、経済・社会をはじめ、あらゆる物事が世界とつながってきている状況にあります。

 経済面では、世界第2位の大国に成長した中国をはじめ、アジア諸国が世界経済を牽引するまでになっており、こうした国々の発展を、我が国はもとより、地方においても地域の活性化につなげていく必要があります。

 しかし、経済のグローバル化によって、新たな市場が拡大する一方、日本が参加を検討しているTPP(環太平洋パートナーシップ協定)については、十勝の農業はもとより関連産業、ひいては地域全体に大きな影響を及ぼすことが心配されることから、参加については、十勝を挙げて強く反対しているところであります。

 また、社会面では、発展途上国の経済成長や世界的な人口増加により、新たな環境問題や食料問題などを引き起こし、私たちの地域にも様々な影響を及ぼしております。

 これからのまちづくりは、地域内にとどまらず、常に世界の動きと密接につながっていることを意識しながら、グローバルな視点をもって進めることが求められております。

 国内情勢に目を転じますと、経済は、慢性的なデフレの影響や雇用情勢の悪化により、先行きは不透明な状況にあり、十勝・帯広におきましても、個人消費の低迷や公共事業の減少など、依然として厳しい状況にあります。

 また、我が国は、本格的な人口減少社会へ移行し、国内市場の縮小や労働力の減少に加え、急速な高齢化に伴う社会保障費の増加など、国や地方の活力低下が懸念されております。

 こうした社会経済環境の中で、国においては、地域主権型社会の確立をめざした改革が進められております。

 これからの自治体は、国への依存から抜け出し、地域の多様な課題解決に向けて、自らの意思と判断で取り組み、地域の特性を活かしながら、活力あるまちづくりを進めていく必要があります。

まちづくりの基本的な考え方

「フードバレーとかち」のまちづくり

 十勝は、開拓以来、農業を共通の産業基盤として、社会的経済的にも深い結びつきのもとに発展してまいりました。

 十勝・帯広を取り巻く環境が大きく変化する中で、多様化する課題に対応しながら、持続的に発展していくためには、これまで以上に、十勝圏としての強いつながりのもとに、一体的な地域づくりに取り組む必要があります。

 昨年12月、本市は十勝の市町村の総意により、オール十勝での定住自立圏の形成に向けて、中心市宣言を行いました。

 これは、産業振興、医療・福祉、環境など様々な分野で広域的な連携を拡大し、十勝がスクラムを組んで、圏域として発展をめざそうとするものです。

 なかでも産業振興は、雇用の確保や地域経済の発展、自治体財政の安定など、住民の暮らしを支える上で重要な役割を担っております。

 今日、十勝・帯広の基幹産業である農業は、経済のグローバル化が進む中で、戸別所得補償制度の導入や包括的経済連携協定など、国の動向とも深く関わっており、これらに的確に対応しながら力強い農業、攻めの農業を展開する必要があります。

 また、安全・良質な農畜産物を活かし、付加価値の高い商品
開発や、創業・起業を促進し、国内外の市場を開拓していく必要があります。

 さらに、とかち帯広空港のダブルトラッキング化や道央圏との高速道路の開通など、新たな競争条件を積極的に活用し、十勝の「食と農業」に関する魅力や情報の発信を通じて、地域の活性化につなげていくことが重要であります。

 私は、こうした状況から、「食と農業」という地域の強みを最大限に活かした産業政策である「フードバレーとかち」を、この地域に最もふさわしい経済成長戦略として、「農業を成長産業にする」、「食の価値を創出する」、「十勝の魅力を売り込む」を3つの柱に、生産・加工・販売などが連携した十勝型フードシステムの形成を進め、十勝全体の連携・協力のもとに、アジアの「食と農業」の集積拠点をめざしてまいる考えであります。

「夢かなうまち おびひろ」をめざして

 地域の主要な産業は、「まちの顔」として大きな役割を果たすとともに、地域独自の生活文化を創り出しております。

 世界や国内においても、基幹産業そのものや、そこで生産される製品、産物が地域ブランドとして定着し、小さくてもその都市や地域の名前を聞いただけで、それぞれの産業に寄って立つ人々の暮らしが思い浮かぶところが数多くあります。

 この十勝・帯広という地域を見つめ直すと、年間2000時間を超える日照時間を有し、寒冷の地であっても、いつも太陽の光が燦燦とふりそそぐ爽やかな気候や、安全で質の高い農作物を生産する広大な農地、牛がのんびりと草を食む牧歌的な風景などを、皆さんもイメージできるのではないでしょうか。

 このようなすばらしい自然に囲まれ、人々がいきいきと暮らせる地域は、数少ないと思います。

 私は、自然や産業はもとより、誰もが健康で安心できる暮らし、一人ひとりがいきいきと輝く人づくり、快適で充実したライフスタイルなどを含めて、「十勝は、やっぱりフードバレー」と呼んでいただけるようなまちづくりを進めてまいりたいと考えております。

▼少子高齢社会への対応

 我が国では、国民の4人に1人が高齢者という社会が間もなく到来しようとしており、これまで社会を支えてきた仕組みの抜本的な見直しが行われております。

 地域においても、こうした社会に対応した、子どもから高齢者まで、全ての市民が住みなれた地域で、安心して元気で暮らせるまちづくりが重要になっております。

 このため、市民の健康を支える保健予防・医療体制を充実するほか、高齢者や障害のある人たちの社会参加を支援するとともに、地域で安心して暮らすことができる生活環境づくりを進めてまいります。

 また、少子化が進行する中で、誰もが安心して、子どもを生み育てる喜びを感じることができるよう、子育て支援を充実するとともに、仕事と子育ての両立を支援するため、保育サービスの充実や地域ぐるみで子育てを応援する仕組みづくりを進めてまいります。

▼一人ひとりが輝く人づくり

 将来にわたって、活力にあふれ、発展し続けるまちづくりを進めていくためには、次代を担う子どもたちの教育はもとより、様々な分野で市民一人ひとりが持てる力を存分に発揮し、新たな試みに果敢に挑戦しながら、地域の未来を切り拓くたくましい人材を育成することが重要であります。

 このため、子どもたち一人ひとりに応じたきめ細かな指導の充実や安心して快適に学べる教育環境の整備を進めるとともに、地域ぐるみで子どもたちを守り育てる環境づくりを進めてまいります。

 また、市民の芸術・文化やスポーツ活動の促進をはじめ、地域活動の担い手の育成、地域産業においては、新製品の開発や起業化に積極的に挑む人材の育成など、様々な分野でまちづくりを支える人づくりに取り組んでまいります。

▼安全で緑豊かな地域づくり

 地震や洪水などの大規模な自然災害から住民の生命や財産を 守ることは、安全で安心して暮らせる地域づくりの基本となるものであります。

 本市では、過去に大きな地震災害を経験しており、さらなる市民の防災意識の向上とともに、災害発生時の被害を最小限に抑えることが強く求められていることから、地域ぐるみでの避難の支援をはじめ、民間住宅や公共施設の耐震化など、より一層災害に強いまちづくりを進めてまいります。

 十勝の豊かな自然の恵みは、農業などの地域産業や市民の暮らしを支えております。

 私は、先人から引き継いだ、きれいな空気、澄んだ水、あふれる緑など、十勝のすばらしい自然を守り、育み、活用することにより、新たな可能性が広がるものと確信しております。

 このため、環境モデル都市として、地域ぐるみの自主的な省エネ活動に対する支援や、公共施設及び家庭における新エネルギーの導入促進など、先駆的な取り組みを進めてまいります。

▼地域主権型社会への対応

 国や自治体を取り巻く環境が大きく変化する中で、国においては、これまでの国と地方の関係を見直す地域主権改革の取り組みが進められております。

 地域主権型社会では、地域のことは地域で決めるという自由と自らの判断に対する責任のもと、多様な市民ニーズに対応しながら、地域の実情にあったきめの細かいサービスを提供する必要があります。

 このため、私は、まちづくりへの市民参加を促進するとともに、信頼をベースに、市民と行政が力を合わせる協働のまちづくりを進めてまいります。

 また、時代の変化に的確に対応したまちづくりを進めていく  ためには、市役所自身が変わらなければなりません。

 私は、職員に対し、19世紀のイギリスの生物学者ダーウィンが示したと言われている「最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き延びるのでもない。唯一生き残るのは変化に対応できる者である。」という考えを紹介し、環境の変化に適切に対応することの重要性を説明するとともに、自らの任務をしっかり捉え、今何が必要とされているかを常に思考し続け、決断にあたっては、勇気をもって臨むことの大切さを伝えてまいりました。

 今後も、私自身が先頭に立ち、様々な機会を通して、職員の意識改革や能力の向上をはかり、環境の変化に対応して、自ら変化を志向していくことができる市役所にしてまいります。

▼地域の発展に必要な高等教育機関について

 人を育む、知の連山である大学は、知識や技術の創造拠点として、学術研究のみならず、高度な専門職業人の育成など、地域の発展に大きく貢献することが期待されるものであります。

 本市においても、新たな大学はまちづくりに欠くことができないものとして、約半世紀もの長きにわたり、その実現に向けて取り組んでまいりました。

 しかし、大学を取り巻く環境は、18歳人口の減少など、年々厳しさを増していることから、私は、これまでの取り組みについて検証し、地域の発展に必要な大学の方向性について整理をさせていただいたところであります。

 時代が大きく変革していく中で、今後、地域が求める大学ニーズなどについても変わっていくことが予想されており、これからの大学の取り組みは、まちづくりと連動させて、時代の変化に柔軟に対応しながら、段階的な取り組みへと転換していく必要があります。

 そして、地域の特性や優位性、資源などを最大限に活かした高等教育機関の整備を通じて、この十勝の地で実践する人材の集積を推し進めることが、何にも増して重要であると考えております。

 このため、十勝・帯広に根ざし、「食の安全確保に係わる人材育成を通じて、地域や国際社会に貢献する」を理念とする帯広畜産大学と、特色ある研究テーマや最先端の技術を有する国内外の大学等との連携を進めるなど、世界に発信できる高度な研究拠点を形成しながら、地域の発展に必要な高等教育機関の実現に向けて取り組んでまいります。

 以上、私のまちづくりに対する基本的な考え方について、申し述べさせていただきました。

 私は、こうした考え方に立って、誰もが明日への希望をもって暮らすことができる「夢かなうまち おびひろ」をめざしてまいります。

主要な施策の推進

 次に、主要な施策について申し上げます。

 平成23年度予算につきましては、第六期帯広市総合計画の着実な推進や地域課題への的確な対応をはかるため、「元気」をキーワードとして、「元気な地域経済をつくる」、「元気で健やかなひとをつくる」、「元気で安心な暮らしをつくる」の3つを重点に据えるとともに、政策・施策評価の結果などを踏まえ、効果的な予算編成に努めたところであります。

 また、「フードバレーとかち」の視点から各種施策を検討し、反映したところであります。

 以下、総合計画の体系に基づき申し上げます。

【安全に暮らせるまち】

 はじめに、【安全に暮らせるまち】について申し上げます。

 防災につきましては、木造住宅の無料耐震簡易診断をはじめ、学校施設や児童会館、上下水道施設などの耐震化に係る改築・改修工事や調査設計を実施いたします。

 また、引き続き、市民の防災意識の向上をはかるとともに、災害発生時における要援護者の避難支援体制の整備に向けた取り組みを進めてまいります。

 消防・救急につきましては、消防車両や通信指令装置を更新するほか、救命講習の充実により、応急知識の普及に努めてまいります。

 防犯・交通安全につきましては、引き続き、意識啓発に取り組むとともに、川西・稲田西2線線に歩道を整備し、安全な交通環境の整備を進めてまいります。

【健康でやすらぐまち】

 次に、【健康でやすらぐまち】について申し上げます。

 保健予防につきましては、特定不妊治療費の助成回数を拡大するほか、各種の予防ワクチン接種や検診、人間ドックの実施など、市民の健康づくりに努めてまいります。

 障害者福祉につきましては、第六中学校の跡施設を改修し、障害者の就労や相談業務に対する支援の充実、ノーマライゼーションの推進などをはかってまいります。

 高齢者福祉につきましては、介護老人福祉施設などの整備を促進してまいります。

 子育て支援につきましては、保育所及び児童保育センターの整備を進めるとともに、延長保育や乳児保育の拡大による保育の充実、特別支援教育を実施する幼稚園への支援などを実施いたします。

 また、子ども手当の支給や乳幼児等医療費の助成などにより、子育て家庭への支援をするとともに、地域と連携し、子育てを応援する事業所登録の拡大に取り組んでまいります。

 青少年の健全育成につきましては、児童会館の学習設備の充実をはかるほか、地域の協力を得て、小学校の特別教室などを活用した放課後子ども教室の拡充を進めてまいります。

 このほか、生活保護受給者の自立促進に対する支援の充実や、子育てや高齢者などの支援のため、おむつの無料収集を実施いたします。

【活力あふれるまち】

 次に、【活力あふれるまち】について申し上げます。

 はじめに、「フードバレーとかち」につきましては、管内町村や農商工団体などで構成するフードバレーとかち推進協議会を設立し、オール十勝が連携しながら、フードバレーとかち推進プランを策定するほか、情報の発信や関連する施策を推進してまいります。

 「農業を成長産業にする」取り組みにつきましては、生産者や加工業者などの人材発掘及び需要調査のほか、新品種や新技術の活用の促進、農業生産工程管理などに関する安全・安心の標準モデルの構築、農業者に対する融資制度の拡充などを進めてまいります。

 「食の価値を創出する」取り組みにつきましては、生産者と加工業者、流通業者の連携機会の提供をはじめ、食関連企業などの立地促進や食に関連する成長分野への新たな融資資金の創設などを進めてまいります。

 「十勝の魅力を売り込む」取り組みにつきましては、農畜産物の首都圏・関西圏等への販路の拡大をはじめ、中国など東アジアとの取引の拡大や観光客の誘致などに取り組むとともに、「フードバレーとかち食彩祭2011」や「国際農業機械展in帯広」などを開催し、十勝・帯広の「食と農業」に関する情報を国内外へ積極的に発信してまいります。

 また、農業につきましては、引き続き、生産基盤の整備を推進し、生産性の向上や経営の安定化をはかるとともに、酪農・畜産研修施設の整備に対して支援し、担い手の育成や確保に努めてまいります。

 ばんえい競馬につきましては、昨年オープンした競馬場内の観光交流拠点施設「とかちむら」との連携はもとより、新たな勝馬投票券の発売や地方競馬主催者などとの連携により、ばんえい競馬ファンのさらなる獲得をめざすとともに、事業運営のあり方などについて、市民並びに関係者の皆さんのご意見などをお聞きしながら検討してまいります。

 観光につきましては、とかち帯広空港のダブルトラッキング化や道央圏との高速道路の開通などを契機に、十勝・帯広への観光客誘致拡大のため、道内の主要都市や観光地などとも連携を深めながら、広域観光ルートの整備に向けた取り組みを進めてまいります。

 雇用につきましては、国の雇用対策事業を有効に活用しながら、離職者や非正規労働者などへの雇用機会の創出をはかってまいります。

【自然と共生するまち】

 次に、【自然と共生するまち】について申し上げます。

 環境保全につきましては、帯広市環境モデル都市行動計画の進をはかるため、省エネルギー活動に先進的に取り組む町内会を環境モデル地域に指定し、地域ぐるみの運動を促進するとともに、森の交流館・十勝や稲田浄水場などの公共施設及び家庭における太陽光発電の導入促進、防犯灯や道路照明灯の省エネルギー化などを進めてまいります。

 公園につきましては、帯広の森や街区公園などの整備を計画的に進めるほか、「第62回北海道植樹祭inおびひろ」を開催いたします。

 水道・下水道につきましては、管路の更新や浄水場、下水処理場の整備を進めてまいります。
また、おびひろ極上水の製造・販売を通じて、本市の安全でおいしい水道水の周知に努めてまいります。

【快適で住みよいまち】

 次に、【快適で住みよいまち】について申し上げます。

 住環境の整備につきましては、定住の促進や環境負荷の低減をはかるため、市内に省エネ型の住宅を新築・購入する若年世帯への奨励金制度を創設するほか、大空団地の市営住宅の建て替えなどを進めてまいります。

 道路につきましては、幹線道路及び生活道路の整備や橋りょうの新設・改良などにより、安全で快適な道路環境づくりを進めてまいります。

 交通ネットワークにつきましては、とかち帯広空港における路線の維持・拡充のため、空港着陸料の軽減を行うとともに、関係団体と連携し、東京線の利用促進活動などを進めてまいります。

 また、引き続き、北海道横断自動車道や帯広・広尾自動車道などの整備を促進してまいります。

【生涯にわたる学びのまち】

 次に、【生涯にわたる学びのまち】について申し上げます。

 学校教育につきましては、少人数指導の推進に向けた研究協議会を設置するほか、幼稚園、保育所、小学校及び中学校の連携により、児童生徒の発達段階に応じた指導の充実をはかってまいります。

 また、豊成小学校の改築工事や栄小学校の改築工事・調査設計を進めるとともに、啓西小学校の統合プール整備に係る調査設計などを行ってまいります。

 新たな学校給食調理場につきましては、基本構想に基づき、施設の機能などに関する基本計画を策定いたします。

 高等教育につきましては、帯広畜産大学と国内外の大学等の連携推進に向けた調査や協議などを行ってまいります。

 芸術・文化につきましては、市民オペラ公演の開催など、市民主体の芸術・文化活動を促進するとともに、市民が優れた芸術・文化にふれることができる鑑賞事業を実施いたします。

 スポーツにつきましては、「ほっとドリームプロジェクト」において、スピードスケートの競技人口の底辺拡大と競技者育成をはかるとともに、「世界ジュニアスピードスケート選手権大会」など、国内外のスポーツ大会の開催を通じて、交流の促進やにぎわいの創出をはかってまいります。

【思いやりとふれあいのまち】

 次に、【思いやりとふれあいのまち】について申し上げます。

 平和意識の啓発につきましては、本市が核兵器廃絶平和都市宣言を行ってから20年目を迎えることから、記念事業などを実施いたします。

 ユニバーサルデザインにつきましては、住宅のユニバーサルデザイン改修費補助の対象を拡大するほか、西町公園や柏林台公園などにおいて、公園施設のバリアフリー化を進めてまいります。

 地域コミュニティにつきましては、帯広の森コミュニティセンターの改修工事や稲田南福祉センターの駐車場整備を実施してまいります。

 国内・国際交流につきましては、締結から45年目を迎える観光文化姉妹都市であります大分市と、子どもたちによる相互訪問を実施するとともに、国際姉妹都市締結5周年を記念して、米国・マディソン市に訪問団を派遣いたします。

【自立と協働のまち】

 次に、【自立と協働のまち】について申し上げます。

 市民協働につきましては、引き続き、広報おびひろの発行やホームページの充実、地区懇談会の開催などを通じて、市民との情報の共有に努めるとともに、まちづくりへの市民参加を促進し、協働によるまちづくりを進めてまいります。

 また、市民と行政の協働によるまちづくりの基本的なルールを定めた帯広市まちづくり基本条例について、施行後の社会経済情勢の変化などを踏まえながら、市民参加のもとに、各条項の適合状況などについて検討を行ってまいります。

 広域連携につきましては、オール十勝での定住自立圏の形成をめざし、管内町村との定住自立圏協定の締結や、定住自立圏共生ビジョンの策定に向けた取り組みを進めてまいります。

 また、十勝圏における消防の広域化につきましては、これまでの十勝圏複合事務組合における検討を踏まえながら、広域化に向けた取り組みをさらに進めてまいります。

 いずれにしましても、「信無くば立たず」。

 市民の皆さんと、そして十勝の皆さんとの信頼が重要であると考えております。

むすび

 以上、平成23年度の市政執行にあたりまして、私の考えを申し上げました。

 私は、この十勝・帯広の足もとを、今一度、市民の皆さんと一緒に、しっかりと見つめ直し、この地が有する様々な可能性を顕在化することに挑戦し、「フードバレーとかち」を創出し、日本、アジア、そして世界にその価値を問うため、機を逸せずスピード感をもって、あせらず、たゆまず、一歩一歩前に進み、十勝・帯広の新たな時代を拓いていきたいと思っております。

 かつて、私たちの先人は、たくましい開拓魂をもってこの地に至り、厳しい自然と闘いながら、この住みよいふるさとづくりに邁進してまいりました。

 私たちは、今日まで脈々と続いてきた開拓精神や、まちづくりに対する情熱をしっかりと受け継ぎ、未来につなげていかなければなりません。

 そのためにも地域が一丸となって、向かい風にも勇気と覚悟をもって前に進むことが、新しいまちづくり、地域づくりの原動力となるものと考えております。

 そして、誰もが希望をもって安心して暮らし続けることができる「夢かなうまち おびひろ」を、誠実に、そして信念をもってめざしていく強い決意であります。

 市議会議員の皆様をはじめ、市民の皆様の一層のご理解とご協力を、心からお願い申し上げます。

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