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帯広市酪農・肉用牛生産近代化計画書
帯広市では酪農・肉用牛生産の健全な発展と経営の安定を図り、生産・流通の近代化や関連産業との連携を総合的に推進するための振興方策を定めた「帯広市酪農・肉用牛生産近代化計画書」を平成28年2月に策定しました。
計画の概要
帯広市の農業は、日本の食料供給基地として土地利用型農業を主体としています。安全で安心な食料を安定的に供給するとともに、地域経済の発展のため、豊かな国土の保全など農業の多面的機能の発揮や、関連産業との連携による高付加価値化、雇用の創出などが期待されています。 一方で、担い手の高齢化や後継者不足、酪農家戸数減少、生産コストの上昇など、酪農・畜産経営を取り巻く環境は厳しさを増しており、生産基盤の維持、強化が急務となっております。 さらにTPP協定が署名され、乳製品や牛肉などについて輸入枠の拡大や関税などの削減、又は撤廃等が盛り込まれるなど、生産現場への不安は極めて大きいものとなっています。 こうした現状を踏まえ、地域の生産基盤強化と収益性の向上を目指す畜産クラスターの継続的な取組を推進するとともに、「人」・「牛」・「飼料」の視点から以下の取り組みを中心とした生産振興を図り、当市の基幹作目である酪農・肉用牛生産の安定的かつ、持続的な発展を目標として具体的な振興方策を定めたものです。 ・策定年月:平成28年2月 |
![]() 八千代公共育成牧場 |
計画のポイント
・酪農及び肉用牛生産が有する機能・役割を踏まえ、自給飼料基盤に立脚した酪農・肉用牛生産を振興します。
・国際化の進展に対応し得る産業構造の確立、自給飼料基盤に立脚した経営の育成、安全・安心の確保、家畜排せつ物の適切な処理・利用等の諸課題に的確に対応することにより、帯広市の酪農・肉用牛生産の発展を図ります。
計画の位置づけ
・「酪農及び肉用牛生産の振興に関する法律」に基づき策定しています。
・国が酪肉近代化基本方針・指標を策定後、都道府県が計画を策定し、市町村がそれを受けて計画を策定します。
・計画期間を10年間とし、おおむね5年ごとに策定します。
計画の方針
- 酪農及び肉用牛生産の競争力強化
- 畜産経営の収益力の強化
- 家畜衛生対策及び畜産環境対策の充実・強化
- 畜産クラスターの取組推進による地域活性化
- 畜産物の安全確保、消費者の信頼確保、ニーズを踏まえた生産・供給の推進
主な飼育規模拡大の目標
乳牛総頭数 | 生乳生産量 | 肉用牛総頭数 | |
---|---|---|---|
平成25年度(現状) | 8,484頭 | 43,633トン | 22,217頭 |
令和7年度(目標値) | 8,400頭 | 45,036トン | 23,300頭 |
経営改善の目標
経営方式ごとに、経営概要・生産性指標などで令和7年度の目標を設定
計画を見る
帯広市酪農・肉用牛生産近代化計画書[全ページ] (781KB)
目次
I 酪農及び肉用牛生産の近代化に関する方針
II 生乳の生産数量の目標並びに乳牛及び肉用牛の飼養頭数の目標
1 生乳の生産数量及び乳牛の飼養頭数の目標
2 肉用牛の飼養頭数の目標
III 酪農経営または肉用牛経営の改善の目標
1 酪農経営方式
2 肉用牛経営方式
IV 乳牛及び肉用牛の飼養規模の拡大のための措置
1 乳牛(乳肉複合経営を含む)
2 肉用牛
V 飼料の自給率の向上に関する事項
VI 生乳の生産者の集乳施設の整備その他集乳の合理化のための措置又は肉用牛の共同出荷その他肉用牛の流通の合理化のた めの措置
1 集送乳の合理化
2 肉用牛の共同出荷その他肉用牛の流通の合理化のための措置
VII その他酪農及び肉用牛生産の近代化を図るために必要な事項
1 担い手の育成と労働負担の軽減のための措置
2 その他必要な事項
このページに関するご意見・お問い合わせ
- お問い合わせ先
- 帯広市農政部農政室農政課
- 所在:〒089-1182 帯広市川西町基線61 帯広市農業技術センター内
- 電話:0155-59ー2323
- FAX:0155-59-2448