児童会館 事業紹介
宿泊学習
「この児童会館は君達のお父さん、お母さんからの贈物です。 ここでの団体生活を通して、温かい人間、そして豊かな知識を持ち、働く喜びを学び、郷土を愛し、世界平和を守る人間になって下さい。君達の夢が限りなく育つことを祈ります。」
これは、児童会館が開館した当時の吉村帯広市長の言葉です。
児童会館を利用した宿泊学習は、主に小学校5年生および中学校2年生の児童・生徒を対象にして、教育課程における特別教育活動の中の旅行的行事として位置づけ、学校または学級単位で1泊2日の日程で行っています。
科学実験学習・文化活動・野外活動・共同生活による集団活動などの体験を通して、 次のような次世代をになう子どもたちを育てています。
目標
- 創造性に富み、心身ともに健全で、心豊かな人間を育てます。
- 個人と集団との関わり合いを大切にし、集団の一員として活動できる人間を育てます。
- 自然を愛し、探究心に富み、物事を科学的に判断できる人間を育てます。
宿泊学習全般にわたる指導については、引率教諭が児童会館の各施設、器具などを使用して、直接、児童・生徒のみなさんを指導していただくことを原則としておりますが、科学実験学習などについては、要請があれば児童会館の職員が代わって指導にあたっています。
昭和39年11月から開始した宿泊学習の利用校は、帯広・十勝はもとより管外にも及び、これまでの利用人数は36万人を超えております。
当館ではこの宿泊学習をより効果的なものにするため、日頃から施設設備の充実・改善、学習項目の見直しや内容の検討などに努めています。
また、宿泊学習を引率された先生には利用しての感想、意見、要望などのアンケート調査を実施し、次年度の宿泊学習に反映させています。
一般研修(宿泊・日帰り)
少年団や子ども会での科学学習の場として、所定の研修活動プログラムを利用したうえで、研修会など団体の自主的な活動計画のもとに、宿泊を伴った利用ができます。
研修活動プログラムとして、プラネタリウムや科学展示室の見学のほか、科学実験学習や工作教室を用意しています。利用申し込みの際にご相談ください。
これらの宿泊学習のほかに、宿泊を伴わない科学実験学習などを中心とした「日帰り学習」も実施しています。
- 毎週日曜日は宿泊不可となります。
- 概ね毎年5月~12月の火曜日・水曜日・木曜日は、小学校の宿泊学習の受け入れがあるため、宿泊不可の日が多く発生します。
- 7月下旬から8月中旬までの帯広市内小学校夏季休業中は、宿泊室設備のメンテナンス等のため、宿泊不可となります。
宿泊可能日の詳細は、児童会館までお問い合わせください。
出前講座
科学に対する興味と関心付けを行い科学の楽しさを学んでもらうために、児童会館の職員が小学校や保育所等に伺います。
- 小学校出前講座
1月〜3月
小学校4年生が対象で、内容は天文・地学・生物・化学・物理の中から選んでいただきます。 - 放課後出前講座
1月〜3月
放課後に安心して遊ぶことのできる「子どもの居場所づくり事業」に伺い、科学実験教室を行います。 - 保育所・児童保育センター出前講座
1月〜3月
幼少期から楽しい科学にふれあう場を提供します。
JICA(独立行政法人 国際協力機構)研修員の受け入れ事業
日本の理科実験教育を学ぶために東西アジアの各国から選ばれたJICA研修員を受け入れ、母国でその成果を活かしてもらいます。
- 時期 : 10月下旬〜12月下旬
- コース名: 小学校における理科実験教育
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このページに関するご意見・お問い合わせ
生涯学習部生涯学習文化室児童会館こども科学係
〒080-0846 帯広市緑ヶ丘2番地
電話:0155-24-2434 ファクス:0155-22-5401
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