高齢者の肺炎球菌予防接種について
平成26年10月から、高齢者の肺炎球菌ワクチンが定期接種で受けられるようになりました。この定期接種には、法律上の接種義務はなく、接種を希望する方が個人の感染予防のために実施するものです。
※定期接種の対象となるのは、今までに1度も肺炎球菌ワクチン(23価)を接種したことがない方です。
※定期接種の対象となる年度は生年月日により決められています。対象となる年度は1度しかありませんので、受け忘れのないようご注意ください。
高齢者の肺炎球菌感染症
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令和2年度中に次の年齢となる人
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定期接種実施医療機関
※予約が必要な場合がありますので、事前に医療機関に確認してください。
予防接種の効果と副反応
肺炎球菌には、90以上の種類があり、高齢者の定期予防接種に使用されるワクチンには、そのうちの23種類に対して免疫を高めることができます。これは肺炎球菌感染症の約70%をカバーできるとされています。
健康な人では、肺炎球菌の予防接種を受けると、5年間は抵抗力の上昇した状態が持続するといわれています。過去5年以内に23価肺炎球菌ワクチンの接種を受けたことのある人は初回接種よりも局所反応の程度と頻度が高いことから、再接種については、主治医と相談の上、その必要性を慎重に考慮してください。ただし、定期接種として助成の対象とはなりません。
主な副反応には注射部位の腫脹や発赤、疼痛、発熱(ときに高熱)がみられることがありますが、通常1〜2日で落ち着きます。また、頭痛、腋窩痛、掻痒感(かゆみ)がでることがあります。極めてまれな副反応に、アナフィラキシー、ギラン・バレー症候群、血小板減少性紫斑病、蜂巣炎があります。
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