福祉避難所への避難
災害の危険が高まったとき、あるいは災害が発生したとき、災害時要援護者は特に早めの避難行動が必要です。
〈1.まずは指定避難所に避難 〉
災害時には、福祉避難所で受け入れられる人数に限りがあるばかりではなく、福祉避難所自体が被災して安全を確保できないこともあります。
直接、福祉避難所に避難するのではなく、まずは『指定避難所 (※)』に避難し、身の安全を確保してください。
※災害時に避難者を受け入れる施設として、学校やコミュニティセンターなど、市内52箇所を指定しています。
※避難所に向かう前に、テレビ・ラジオ・市ホームページなどでどこの避難所が開設しているかを必ず確認してください。
分からない場合は、市にお問い合わせください。
〈2.指定避難所では専用のスペースを活用 〉
災害時要援護者は、学校の体育館など、大人数での集団生活が困難なこともあります。
帯広市では、学校などの指定避難所の場合、体育館などの広いスペースのほか、特別教室などの部屋も避難所の受け入れスペースとして活用することとしています。
災害時要援護者は、このような部屋をうまく活用して受け入れることを想定しています。
〈3.必要に応じて福祉避難所へ移動 〉
指定避難所の専用スペースでも対応に支障がある場合、福祉避難所での受け入れをできるよう準備を進めます。
市が、福祉避難所となる各施設に連絡をとり、受け入れについて調整したあと、災害時要援護者の方に移動していただきます。災害時要援護者の移送については、市としても可能な限りの配慮をします。
福祉避難所として活用させていただける施設の拡充を進めています
帯広市では、災害に対してより一層の安心・安全の確保を図るため、福祉避難所指定施設の拡充を進めています。ご検討いただける団体は、帯広市総務課(電話:65-4103)にご連絡ください。
〈福祉避難所指定までの流れ〉
1 防災協定(災害時の福祉避難所の使用に関する協定)を締結します。
2 帯広市地域防災計画に、福祉避難所として位置付けます。
※災害時の避難者受け入れを義務付けるものではありません。避難所の開設にあたっては、市との調整のうえ、受け入
れ可能な範囲で協力を求めるものです。
避難情報について
悪天候など災害の危険が高まった場合には、情報収集に努めるとともに、市から避難情報が発令されたときには、それぞれの情報の内容を正しく把握し、早めの避難を心がけるようお願いします。

避難情報などの入手方法
災害は、確かな情報収集と早めの行動によって、危険や困難を減らすことができます。
雨風や川の流れる音、近所のざわめき、サイレンなど、何かいつもと違うと感じたときは、積極的に情報を集めるよう心掛けてください。

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