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地区懇談会開催状況(平成22年度川西農業者研修センター)

地区懇談会で市民の皆さんからいただいたご意見と市長の回答を、会場別に紹介します。

開催概要

・日時 平成22年11月30日(火曜)19:00〜20:40

・場所 川西農業者研修センター

・参加者 31人

平成22年度川西農業者研修センター

主なご意見・ご質問と市長回答

フードバレーとかち・産業振興

[意見]
 フードバレーとかちの取り組みは民間出身の市長ならでは、と評価している。一方で他町村と行うことは、合併問題など過去の経過から見ても難しいと思う。 

[回答]
 国際戦略総合特区制度や定住自立圏構想など、十勝や町村にとってメリットのある制度を有効に活用し、十勝管内町村はもとより、産業団体や企業などと協議しながら進めていきます。

[意見]
 新規作物の導入を展開するときに農薬の登録がなかなか取れず困っている。品種によっては農林水産省だけではなく厚生労働省にも登録申請が必要なものがある。申請方法が簡素化するように規制緩和してもらいたい。 

[回答]
 農薬の登録に当たっては、人への毒性・作物への残留性などに関するさまざまな試験成績などを整える必要があることから、新たな農薬の開発にはおよそ10年が必要といわれています。農薬は使い方を間違うと生物や環境に影響を与えてしまうため、農薬登録に係る期間は人や環境を守るのに必要な期間といえます。農薬登録の申請窓口は独立行政法人農林水産消費安全技術センターです。
 一方で、十勝の農業を強くするための農業にかかる各種規制緩和は、まさに国際戦略総合特区で行いたいことであり、国のヒアリングなどが続く平成23年6月まで、今回のように意見を伺い議論を深めていきたいと考えています。

[質問]
 農業振興は今まで選挙の戦略として言われてきたところがあったが過去なかなかできなかった。今回市民、特に農業者がどう変わればフードバレーとかちの取り組みが進むか教えてほしい。 

[回答]
 5年後、10年後など中長期的に、十勝の農業が全国のトップランナーの位置を保つため、また、農業関連産業の振興をどう行うかの視点で、フードバレーとかちの取り組みを考えています。
 「フードバレー」はオランダが発祥地であり、大学の研究により切り花を日持ちさせる技術を向上させ、近隣諸国だけではなくニューヨークまで輸出し売り上げを増やした成功例があります。
 他の会場の地区懇談会でも北海道の牛乳の輸出が話題になりましたが、フードバレーとかちでも、例えばジャガイモや小麦でオランダの花の輸出のようなことのきっかけづくりができないかと考えています。
 また、おいしい食品を生産するには、農産物の生産者が収量や生産効率に取り組むだけではなく、加工業者や消費者が連携することが必要です。さらに十勝は農業生産の先進地なので、十勝の産業振興には農産物の量的な拡大ではなく、製造過程の下流にあたる加工・販売などの産業と一体的に取り組むことで、事業所を集積させ労働人口を増やしていく必要があります。
 商工会議所や農協、大学などが一層連携するようにしていくのが行政の仕事であり、タイムスケジュールを決めて進めていきたいと考えています。

[意見]
 フードバレーとかちで具体的にやることを早めに提示してほしい。

[回答]
 フードバレーとかちは、オール十勝で取り組むこととしており、今後、十勝管内町村や関係機関などと協議を進めて、具体的な取り組み内容を検討していきます。

[意見]
 今までいろいろ試してみた経験からいっても、農村部は発信する機会があまりないと思う。 

[回答]
 他と違ったオリジナルのことを取り組んでいる人と連携して、いろいろな視点から十勝の内外問わずアイデアを集めて仕事をしていきたいと思います。産業政策など新規事業を行うときの行政の主要な仕事は、皆さんに選択していただくため場の設定やきっかけづくりです。社会動向により発信のチャンスが出てくることもあり、諦めずやっていきたいと思います。

[質問]
 フードバレーとかちの具体的な取り組みの第1号はどのようなものになるか。我々も早くイメージを固めたい。 

[回答]
 まだ、決定はしていませんが、各方面からよいアイデアをいただいています。農業協同組合から、ハサップ(HACCP)方式の出荷場の取り組みなど伺っています。肉牛の畜産業について、子牛の出荷は盛んなものの肥育まではそれほど行われておらず課題の一つです。例えばジャガイモも原種を十勝で品種登録し押さえて、現在アメリカ産が占めるフライドポテトの市場にも進出するなどのアイデアもあります。
 前職のときにイチゴの苗の生産・販売と洋菓子メーカーや製パン会社へ業務用イチゴを卸す会社に投資していました。この会社は夏期に国産イチゴが品薄になりアメリカから酸っぱく味がよくないイチゴが輸入されている現状から、国産の夏イチゴのシェア10%を目指していました。大手製パン会社に冬イチゴを卸す仲卸業者を買収したことで販売ルートも確保でき、イチゴ農家に買取価格を補償できるようになりました。さらに国産の夏イチゴを生産する農家が増え、会社は夏イチゴを独占的に扱えるようになりました。夏イチゴは年間全体の取引量の30分の1ほどであるが品薄の時期に国産イチゴを押さえていることで、冬イチゴの取引も広げることができました。経営用語で「垂直統合」といい、ある商品・サービスの供給に必要な工程の産業を取り込むことで経営体質を強くすることができます。フードバレーとかちでこのような生産物を見つけて、取り組むことも方策の一つです。

[意見]
 農業者ではないがフードバレーとかちは素晴らしい計画であると思う。5年、10年ではなく最低でも20年、さらに50年と、市長が替わっても帯広市の政策の柱として長く継続するよう取り組んでほしい。

[回答]
 国際戦略総合特区に提案を出したのは国の政策と一緒にやっていく必要があったためです。札幌市・江別市・函館市・北海道経済連合会と十勝が合同で「北海道フード・コンプレックス国際戦略総合特区」として、平成22年9月に提案しました。国の政策を取り込みながらやっていきたいと考えています。

[意見]
 フードバレーとかちで人材育成を行ってほしい。農業者や農業関連の事業所経営者、子どもたちに対しても、どうフードバレーとかちを説明していくかが大切である。 

[回答]
 「フードバレーとかち」の市民PRについては、フードバレーとかち講演会の開催や技術向上などの事業に取り組んでいます。こうした取り組みを継続することで、フードバレーとかちを推進する人材の発掘や育成に資するものと考えています。

フードバレーとかち」のページ

人口・少子化対策

[意見]
 人口対策には、働く場所の確保が有効である。先日出席した東京帯広会で、東京在住者から「帯広の住環境は定年後の人ならばよいが、若者は働く場について不安なのでは」と言われた。 

[回答]
 定年後の人の移住もありがたいが、働いている世代の移住は人口増加により効果的であり、雇用のために地元事業所の支援や企業誘致などに取り組まなければならないと考えています。

帯広市人口問題対策会議」のページ

帯広市で暮らしてみませんか」のページ

[意見]
 「清流の里」の区画販売の促進のため、市税の減免などを検討してはどうか。

[回答]
 若年層や子育て世代を対象に、市内に家を建ててもらうように誘導する政策を市として行っていかなければならないと考えており、庁内で検討しています。総合的な施策が必要なので、フードバレーとかちに関連づけながら行いたいと考えています。

消防・救急

[意見]
 消防行政の広域化をぜひ成功させてほしい。

[回答]
 消防の広域化については、平成21年4月十勝圏複合事務組合事務局に消防広域推進室を設け、平成25年1月を目途として十勝管内の全市町村で検討を行っています。

十勝複合事務組合「消防広域化の検討」のページ

環境・緑化・ごみ

[意見]
 森林資源を活用してほしい。

[回答]
 民有林の振興対策として、北海道の「21世紀北の森づくり推進事業」と連携し、「帯広市森づくり推進事業」を行っています。植栽に対する上乗せ補助を行うことで森林所有者の植栽に係る実質負担が軽減し、無立木地への森林の造成や複層林化・混交林化の推進し、地球温暖化防止や土砂流出の防止などの公益的機能の高い森づくりを進めるものです。

帯広市森林整備計画」のページ

新学校給食調理場

[意見]
 新学校給食調理場について効率性の議論に終始している。食育の視点からも議論してほしい。 

[回答]
 新たな学校給食調理場基本構想の策定にあたり、市議会特別委員会や市民からさまざまな視点で意見をいただいています。食育についても学校給食を通した推進の考え方を基本構想に盛り込み、今後、具体的な取り組みを検討します。

新たな学校給食調理場の整備」のページ


問い合わせ先

帯広市政策推進部広報広聴課
・所在:〒080-8670 帯広市西5条南7丁目1
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・E-mail:koe@city.obihiro.hokkaido.jp



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