わくわくサイエンス

静電気 広報おびひろ平成27年4月号

静電気で引き付けられる水
静電気で引き付けられる水

 下敷きを布でこすると静電気が生じて、紙などを引き付けます。
 静電気も電気なので、プラスチックや毛織物など異なった物同士をこすり合わせることで発生し、磁石と同じようにプラスとプラス、マイナスとマイナスの電気は反発し合い、プラスとマイナスの電気は引き合います。
 静電気はエネルギーとしては小さく、下敷きを布でいくらこすっても、わずかな電気しか生じません。
 雷は、雲の粒がこすれ合って静電気がたまり、高い電圧となり、空気中へ電流が流れる現象です。
 電気の間に働く力は、離れていても働くので、乾燥した空のペットボトルを布でこすり、細くした水道の水に近づけると、静電気で引き付けられます。
 家庭でも簡単に静電気の働きを体験できるので、実験してみてください。

火星では何キログラム? 広報おびひろ平成27年3月号

太陽系ダンベル
太陽系ダンベル

 昨年11月30日、太陽の周りを地球より外側で公転している小惑星1999 JU3に平成30年7月の到着を目指して、小惑星探査機「はやぶさ2」が打ち上げられました。小惑星にたどり着くには、地球の引力(以下重力)と公転運動を利用して、人工衛星が飛ぶ方向や速度を変える「スイングバイ」という技術が重要になります。周囲のものを引き寄せようとする重力は天体の大きさや密度が大きいほど大きくなります。太陽の大きさは地球の約109倍、重力は約28倍にもなります。では、太陽系の天体のうち、大きさが地球の半分程度の「火星」はどうでしょうか。
 科学展示室には、地球上で3キログラムのダンベルが他の惑星でどのくらいの重さになるのか体験できる「太陽系ダンベル」を展示しています。ぜひ他の惑星の重力を体感してみてください。

カイロが暖まるしくみ 広報おびひろ平成27年2月号

児童会館で作ったカイロ
児童会館で作ったカイロ

 使い捨てカイロは、鉄が空気中の酸素と化学反応して酸化鉄になる時に出る熱を利用しています。
 通気性のよい内袋に、鉄粉、食塩水、活性炭、バーミキュライトなどが入っていて、空気に触れないように外袋で密封されています。外袋を開けると酸化して発熱し始めます。鉄を粉にすることで空気に触れやすくして、化学反応が速く進むようにしています。食塩水にも反応を速める効果があり、活性炭は酸素の供給を促し、バーミキュライトは食塩水を逃がしにくくする働きがあります。酸化が速過ぎると高温になるので、鉄粉の細かさや材料の量を調節して、やけどをしない程度の温度が保たれるようにしています。使い終わったカイロの中身を見ると、さびと同じ赤茶色になっています。一度使ったカイロは、再度発熱することはありません。
 化学反応が身近な暮らしに利用されていることが分かります。

影で時刻を示す「日時計」 広報おびひろ平成26年12月号

児童会館の日時計
児童会館の日時計

 太陽の動きによって変化する「影」を利用した日時計をご存知ですか。日時計は、人類最初の時計といわれています。地球は地軸を中心に24時間で1回転していて、太陽は1時間に15度、東から西に移動して見えます。太陽が一番高い位置(南中)が正午で、日本標準時の正午は兵庫県明石市に位置する子午線を太陽が通過する時です。帯広市は、明石市より約8度東側にあるため、約33分早く南中となります。日時計で正確な時刻を求めるには、経度の違いによる時差と季節によって太陽の動く速さや高さが変わることによる時差を計算に入れる必要があります。
 児童会館の玄関前には、寄贈された石造りの日時計があります。晴れた日にぜひ、日時計で時刻を見てみましょう。

音はどうやって伝わるの? 広報おびひろ平成26年11月号

オシロスコープで見る音の波形
オシロスコープで見る音の波形

 音は、空気を振わせて、繰り返す波(疎密波)になって伝わります。私たちの耳に到達すると、鼓膜を振動させて音として聞こえます。音は、液体や固体でも伝わりますが、鼓膜にたどり着くには空気の振動に変化しなければなりません。
 例えば宇宙空間では、空気がないので音は聞こえません。振動して音を出すものを音源といい、音源の振動数が多いほど、高い音になり、振動数が少ないほど、低い音になります。人に聞こえる音の範囲は、20ヘルツ~2万ヘルツといわれています。高さ・大きさ・音色の三要素の組み合わせで、私たちの心を震わせたり、和ませたりする音。不思議と魅力に満ちています。

10月8日は皆既月食を見よう 広報おびひろ平成26年10月号

赤い月を見にいこう
赤い月を見にいこう(画像はイメージです)

 皆さんは赤い月を見たことがありますか?
 月、地球、太陽と一直線に並んで、地球の影が月に完全にかかり、月全体が赤色(赤銅色)に見える現象を皆既月食といいます。
 10月8日は皆既月食を見ることができる日です。帯広では16時48分に月が出始め、18時14分から部分食が始まります。そして、19時24分から20時24分まで皆既月食が続きます。やがて部分食になり、22時35分に月食が終わり、南の空に明るく輝く満月に戻ります。
 当日は児童会館の望遠鏡を使って、皆既月食の観察会を行います。神秘的な赤い月を見上げてみませんか。

十勝石ってなぜきれい? 広報おびひろ平成26年9月号

黒曜石、流紋岩、水晶
左から黒曜石3つ、流紋岩、水晶

 皆さんは十勝石を知っていますか。正式な名前は黒曜石といいます。割ると漆黒のガラスのように美しい岩石です。
 この質感は、黒曜石に含まれる二酸化ケイ素という物質に関係があります。黒曜石は、溶岩が冷え固まってできた流紋岩という岩石の一種で、ガラスの主成分でもある、二酸化ケイ素が70%以上含まれています。ちなみに二酸化ケイ素がほぼ100%の結晶は石英や水晶と呼ばれます。
 大昔から石器の矢じりに使われるなど、人々の暮らしに重要だった黒曜石。皆さんも安全に気をつけて、河原で探してみてください。

花火の色のひみつ 広報おびひろ平成26年8月号

宿泊学習で作る色花火
宿泊学習で作る色花火

 夏の夜空に次々と打ち上がる色鮮やかな花火。
 花火は高温で燃やすための火薬と、花火に色をつける薬品でできています。薬品にはさまざまな金属化合物が使われていて、花火の色は、高温の熱で金属が特有の色を出す「炎色反応」を利用しているのです。緑はバリウム、赤はストロンチウム、紫はカリウム、青は銅、まばゆい光はアルミニウムやマグネシウムが使われています。
 ガスコンロでみそ汁が噴きこぼれたことはありませんか?コンロの炎が青から黄色に変わります。みそに含まれる食塩のナトリウムという金属の炎色反応で、花火に色をつける仕組みと同じです。
 今年の花火大会は、どんな炎色反応が見られるでしょうか。化学の目線で見ると楽しさが倍になりますよ。

家で魚の体を調べよう〜 広報おびひろ平成26年7月号

煮干を解体してみよう
煮干を解剖してみよう

 家庭の中でもサイエンスに出会うことができます。台所にあるもので解剖に挑戦してみましょう。使うのは、料理でだしを取るカタクチイワシの煮干しです。解剖では、人間と似ているところ、違うところを考えながら観察するのがポイントです。頭と胴を外し、爪で頭を半分に割ります。脳や水晶体、魚特有のえらとプランクトンをこし取る器官のサイハなどを見ることができます。胴を半分に割ると、心臓や肝臓、胃、腸などが観察できます。硬いときは水に浸けると柔らかくなります。
 食べた物を消化して吸収する体の中の仕組みは、人間とよく似ていることを発見できます。

古代のロマン・アンモナイト〜 広報おびひろ平成26年6月号

中生代のアンモナイト
中生代のアンモナイト

 児童会館2階の天文地学実験室の前に、大きなアンモナイトの化石を展示しています。全長約40センチメートル、重さ約35キログラム。昭和53年に市民から寄贈されました。長年、多くの皆さんに触ったりなでたりしていただいた結果、表面が磨かれてつやつやと光っています。アンモナイトの特徴である「縫合線」(菊の葉っぱのような模様)もよく見ることができます。
 アンモナイトは「頭足類」というイカやタコの仲間です。約4億年前の古生代の海に生まれ、約6550万年前の中生代末まで生息していました。児童会館にお越しの際には、アンモナイトの化石に触れて、太古の海に思いをはせてみてはいかがでしょうか。

地球最強生物?!クマムシ〜 広報おびひろ平成26年5月号

走査電気顕微鏡で見たクマムシ
査電気顕微鏡で見たクマムシ

 クマムシは体長が0.5〜1ミリメートルほどの、4対の脚をもつ小さな生き物です。
 干からびたコケなど、私たちの身近な場所にもすんでいて、歩く様子がクマに似ていることからクマムシと呼ばれています。
 クマムシは、「タル」とよばれる休眠状態になると、温度や気圧、マイナス273度から100度までの気温の変化、そしてなんと放射線にも耐えることができます。この特性のため、生物界最強ともいわれています。
 顕微鏡で見ると、8本の脚でゆっくりと歩く姿が観察できます。クマムシをもっとよく見たいときは走査電子顕微鏡を使います。
 走査電子顕微鏡は20倍〜2万倍まで自由に倍率を変えることができるので、昆虫の顔や毛髪の断面など表面の様子が詳しく観察することができます。
 児童会館では、走査電子顕微鏡を使うイベントもありますので、ぜひ参加してください。

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帯広市こども未来部児童会館

  • 所在:〒080-0846 北海道帯広市緑ヶ丘2
  • 電話:0155-24-2434
  • FAX:0155-22-5401

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